さて、今回は「データ・サイエンティストのためのWebアプリケーション開発おすすめ講座」ということで、Pythonを使ったWebアプリケーション開発を学ぶことができるUdemy講座をご紹介したいと思います。
AI・機械学習を学んでいる人の多くはモデルや学習方法などにについてはかなり勉強していると思いますが、最終的にそのモデルをWebアプリケーションの形で構築できるスキルがあるとさらに良いですね。
モデルを作ってPowerPointなどでプレゼンするのも良いですが、Webアプリケーションのプロトタイプ版をサクッと作って、お客さんに見せるとより効果的だったりします。
私自身も今Udemyなどを使って勉強しながらお客さんのためのWebアプリケーションを開発中です。
Udemyの講座は入門者には非常に便利なツールですが、入門的な内容だけを解説している講座から、時間がかけて深い内容まで解説している講座まで色々ありますので、ご自身の目的や性格にあった講座を選んでいただければと思います。
ただ、どれを受けるにしても、それなりの頑張りは必要となりますので、頑張って最後まで受講していただければと思います。
ちなみに、Udemyは一度購入するといつまでも見ることができますし、30日間の返金保証もありますので、思っていたのと違う!という場合には返金することも可能なので、非常に便利です。
ということで、Udemyの講座を見ていきましょう!
Django
まずは、PythonベースのWebフレームワークでもっとも有名なDjangoです。
代表的なWebアプリケーションはInstagramやPinterestなどたくさんあります。
Flaskよりも大規模開発向けのフルスタック(色々な機能を備えた)・フレームワークになっています。
ギターリストとして有名なDjango Reinhardtが由来だそうですね。
『【徹底的に解説!】Djangoの基礎をマスターして、3つのアプリを作ろう!(Django2版 / 3版を同時公開中です)』
【受講者数】 10768人
【レビュー数】2117
【評価】4.5
【講師】大橋 亮太
【総時間】19時間39分
こちらはDjangoの講座で一番受講者数の多い講座です。
講師の方は以下の大人気データサイエンス講座の講師の方です。
『【世界で37万人が受講】データサイエンティストを目指すあなたへ〜データサイエンス25時間ブートキャンプ〜』
総時間19時間強と割と多めの内容となっており、基本的なDjangoの使い方から、ToDoアプリ、SNSアプリなどを作成していきます。
詳細はこちらをご参照ください。
『【徹底的に解説!】Djangoの基礎をマスターして、3つのアプリを作ろう!(Django2版 / 3版を同時公開中です)』
『最新版:Python + Django3 Djangoを基礎から応用まで、アプリケーション開発マスターpython付き』
【受講者数】 2802人
【レビュー数】365
【評価】4.3
【講師】NAOKI MATSUMOTO
【総時間】37時間43分
こちらは総時間37時間超えの非常にボリュームのある講座です。
Pythonの説明もあり、それで10時間ぐらいありますので、それを除けば27時間とかになります。
ですのでPythonはもう分かってるよ、という人はその部分を飛ばしても大丈夫です。
それを除いても非常にボリュームが多くなっていますが、かなり細かいところまでしっかりと解説があるので、手を動かしてしっかりと理解したい人にとっては最適だと思います。
(学習内容に”プログラミング”とあって適当な感じがしますが、講座自体は非常にしっかりしています(笑))
この講師の方はあとで出てくるFlaskの講座も公開されており、そちらも非常に詳しくてオススメです。
ちなみに、私は両方受講していますが、エラーを調査したいするのでここに書かれている時間よりも長くかかっています。
詳細はこちらです。
『最新版:Python + Django3 Djangoを基礎から応用まで、アプリケーション開発マスターpython付き』
私はこの講座と以下の本を使って勉強し、今では自分で予測モデルを作ってWebアプリで可視化するという業務を行っています。
『【画像判定AIアプリ開発パート2】Django・TensorFlow・Python・転移学習による高精度AIアプリ開発』
【受講者数】 4103人
【レビュー数】369
【評価】4.2
【講師】井上 博樹
【総時間】3時間24分
こちらの講座は、Webアプリ開発がメインというよりは、ディープラーニングを学び、それをWebアプリとして使えるようにするというものです。
上記の2講座講座はディープラーニングのモデルと組み合わせているわけではないので、こちらの講座でディープラーニングとの組み合わせを学ぶというのもよいと思います。
時間も3時間半程度なので、深く学ぶというよりはとにかく動くものを作って仕組みを学ぶという感じです。
【画像判定AIアプリ開発パート2】Django・TensorFlow・Python・転移学習による高精度AIアプリ開発 画像分類AIアプリ自作シリーズ
Flask
Djangoに続いて、Webアプリケーション開発のフレームワークとして非常に人気の高いFlaskです。
こちらはDjangoよりも軽量のフレームワークですが、大規模な開発も可能になっています。
『Python+FlaskでのWebアプリケーション開発講座!!~0からFlaskをマスターしてSNSを作成する~』
【受講者数】 3476人
【レビュー数】404
【評価】4.1
【講師】NAOKI MATSUMOTO
【総時間】28時間23分
こちらの講師の方は、Djangoの講座で紹介した『最新版:Python + Django3 Djangoを基礎から応用まで、アプリケーション開発マスターpython付き』の講師の方です。
非常に実践的な内容で、なかなか書籍やネットの情報では学べない内容になっています。
この講座については私も以前受講していて、すごくよかったので、以下の投稿でも紹介しています。
上の記事でも書きましたが、この内容で(割引を利用して)数千円は破格です。
詳細はこちらをご参照ください。
『Python+FlaskでのWebアプリケーション開発講座!!~0からFlaskをマスターしてSNSを作成する~』
『【画像判定AIアプリ開発・パート1】TensorFlow・Python・Flaskで作る画像判定AIアプリ開発入門』
【受講者数】 14413人
【レビュー数】2017
【評価】4.1
【講師】井上 博樹
【総時間】3時間41分
こちらは、Djangoでも紹介した『【画像判定AIアプリ開発パート2】Django・TensorFlow・Python・転移学習による高精度AIアプリ開発 画像分類AIアプリ自作シリーズ』の講師の方の講座です。
この講座も画像判定アプリを作成するもので、Tensorflowを使って簡単な画像判定モデルを作成し、それをWebアプリケーションにするものです。
最後にiOSアプリも作成しますので、ディープラーニングを使ったスマホアプリを作り方を学びたい方にもオススメです。
詳細はこちらでご確認ください。
『【画像判定AIアプリ開発・パート1】TensorFlow・Python・Flaskで作る画像判定AIアプリ開発入門』
Streamlit
StreamlitはWebアプリケーションをものすごく簡単に作成できることで、人気上昇中のフレームワークです。
本当に簡単に作成できるので、ささっとプロトタイプを作りたい人やダッシュボードを作りたい人に向いていると思います。
『爆速で5つのPython Webアプリを開発』
【受講者数】 3476人
【レビュー数】404
【評価】4.1
【講師】今西 航平
【総時間】11時間9分
まさに爆速でアプリを作成することができます。
Streamlitの簡単に作れるというフレームワークに合った軽快なテンポで説明があります。
すごく説明がわかりやすいので、非常に学びやすい講座だと思います。
使い方の解説のあとに、APIを使ってデータを取得したり株価のダッシュボードを作成したりと色々なWebアプリケーションを作成することで、実際の使い方を覚えていきます。
ちなみに、私もある程度ドキュメントを見て理解はしていましたが、改めてこちらの講座を受講しています。
非常に警戒な店舗でわかりやすい講座です。
詳しくはこちらをご覧ください。
『Streamlit, Pandas, Pythonで学ぶ!データ分析の基礎とインタラクティブダッシュボード作成入門』
【受講者数】 1349人
【レビュー数】143
【評価】4.5
【講師】やじろべえ
【総時間】6時間45分
こちらは、実際のデータを使ってダッシュボードを作成するという講座です。
日本国民の賃金データを使って分析し、可視化していくので、実際の企業の現場で使うようなステップで学んでいくことができます。
最後にデプロイするところまで解説があります。
詳細はこちらをご参照ください。
『Streamlit, Pandas, Pythonで学ぶ!データ分析の基礎とインタラクティブダッシュボード作成入門』
Plotly and Dash
『Interactive Python Dashboards with Plotly and Dash』
【受講者数】 37514人
【レビュー数】6894件
【評価】4.7
【講師】Jose Portilla
【総時間】28時間23分
こちらは英語ですが、日本語でPlotlyやDashを解説している講座はなさそうなので(少なくとも人気講座は)、私が以前受講した英語の講座を紹介します。
英語ですがプログラムを見れば大体わかると思いますので、英語がそれほど得意でない人でもわかると思います。
Plotlyの解説から、後半はダッシュボード作成のためのDashの解説があります。
いずれもプログラムを書きながらなので、自分も手を動かしながら色々なグラフやダッシュボードの作成方法がわかります。
ちなみにこちらの記事では講座のレビューをしていますので、参考にしていただければと思います。
Plotlyについてはこのサイトでも結構詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
講座の詳細はこちらになります。
『Interactive Python Dashboards with Plotly and Dash』
まとめ
今回はPythonを使ったWebアプリケーション開発を学べるUdemy講座をご紹介しました。
新しいことを学ぶのにはUdemyは非常にオススメですので、ご興味のある方は受講してみていただければと思います。
また以下の記事では機械学習を学ぶための講座をご紹介していますので、参考にしていただければと思います。
では!